誰か教えてくれないかな？
今回はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 「出る台」が存在しない理由
- 「出る台は決まっている」という勘違いの原因
- 本当に探すべき台とは
パチンコ屋で見る
うらやましい光景。
積み上がるドル箱。
右肩上がりのグラフ。
「この台は”出る台”だったんだ」
「”出る台”が分かるようになりたい」
そう思うのも
無理はありません。
しかし、結論を言ってしまうと
「出る台」は存在しません。
ありもしない「出る台」を
いくら探しても、
それは無駄な頑張りであり
絶対に報われません。
さらに言えば、
間違った認識で
「出る台」だと
思って座り、
本当に出てしまったら
悲惨です。
「正しい探し方だったんだ」
というとんでもない勘違いを
したまま、
その後負け続けることに。
本記事では、
「出る台」が存在しない理由や、
「出る台はある」という勘違いが
起こる原因について解説。
さらには、
「本当に探すべき台」についても。
パチンコで
勝てる（負けない）ように
なりたいあなたは必見です。
記事の信頼性
パチンコについて
正しい知識をつけたことで、
本業のかたわら、
3年のパチンコ副業で
423万を稼ぐことができました。
「パチンコの勝ち方」を
正しく理解していたからこそ
達成することができました。
パチンコってやっぱり出る台と出ない台がありますよね？
結論
「出る台」はありません。
同様に、「出ない台」も存在しません。
パチンコ屋にある台は、
どの台も出るかもしれないし
出ないかも知れない。
出るか出ないかは、
誰にもわからないのです。
当たりは操作されている？
「店長が遠隔操作している」
「ホルコンで台の当たりが管理されている」
パチンコをうつ者なら、
この手の話を一度は聞いたことが
あるのでは？
昔は実際に
あったみたいですけどね。
現在は遠隔は「ない」と
断言できるそうです。
私が知る限りの
現役パチ屋店長、
現役設定師（釘師）は
みな口をそろえて
そう言っています。
ものすごく簡単に言うと、
「リスクとリターンが見合っていない」
ということみたいです。
このあたり、
詳しく知りたい方は
「パチンコ 遠隔」で
調べてみてください。
とにもかくにも、
パチンコの当たりは
操作されていない
決められた確率で
抽選されている
これが大前提です。
「出る台は決まっている」という勘違いの原因
とはいえ、
「出る台は決まっているのでは？」と
勘違いしてしまう気持ちも分かります。
そこには、
いくつかの原因があると
考えています。
① 出玉にあまりにも差がある
とあるパチンコ屋の
イベント日。
看板機種のエヴァ15は
朝からフル稼働。
ある台は朝から絶好調。
初当たりは軽い、
ラッシュにもよく入る。
入ったラッシュは伸びる。
申し分ない展開で、
夕方には、3万発ほどの出玉。
一方ある台は、
朝から絶不調。
朝イチから1,000ハマり。
その挙句ラッシュはとれずに、
単発終了。
同じ日、同じ店の
同じ機種。
それなのになぜこれほどの
差が出るのか？
同じ確率で抽選されているとは
到底思えない。
あの絶好調台は、
今日の「出る台」だったんだな…
と、
考えてしまうのも
正直不思議ではありません。
この大きな勘違いが
1つの原因ですね。
② いつも同じ人が出してない？
パチ屋でよくみる
常連の若者。
彼の後ろには
いつもドル箱が
積まれている。
「あの人、いつも
出しているな…」
「店のサクラか…？」
「あの人の台が出るように
操作されているのでは？」
そんな根拠のない推測を
ついしてしまいますよね。
その彼が、毎日毎回
必ず出しているわけではないのに…
③ ネット上の嘘情報
「出る台は決まっている」
そう断言するサイトも
存在します。
例えば、こんな主張。
実際のホールのデータを
集計してみたら、時間あたりの
“出る台”の割合は
約20%。同じ時間には平均的に
5台に1台しか連チャンしない。だから、
10台の島で
2台連チャンしていたら
「出る台」はない。10台中1台も
連チャンしている台がなければ、
「出る台」がまだ潜んでいる。
だそうです。
どう思いますか？
「時間あたりの
”出る台”の割合は
約20%。」
ここについては
大きく間違ってはいないかと
思われます。
通常時は
1時間に200回ほど
回せるので、
10台あったら
合計2,000回転。
初当たり確率1/319の
台であれば、
1時間以内に
初当たりが取れる台は
平均6台程度。
ラッシュ突入率50%なら、
ラッシュに入る台は平均3台。
継続率80%として
「連チャンする台」となると
1~2台でしょうか。
先ほどの
主張通りですね。
ただし、
『10台の島で
2台連チャンしていたら
「出る台」はない。
10台中1台も
連チャンしている台がなければ、
「出る台」がまだ潜んでいる。』
この部分は
てんでおかしい。
なぜなら、
「時間あたりの
”出る台”の割合は
約20%。」
というのは、
あくまで「平均」だから。
10台中8台が
連チャンする時間もあれば、
10台中1台も
連チャンしていない時間もある。
どの台が連チャンするかなんて
誰にもわからないのです。
こういう詐欺師のような
情報が出回っていると、
それを鵜呑みにして
勘違いをしてしまう。
そんな方が出てきても
おかしくはないんですよね。
出る台なんて分かるはずがない
確率は全て固定で決まっている
大事なことなので
繰り返します。
パチンコは、
常にプログラムされた
確率に従って
抽選されています。
初当たり確率も、
ラッシュ突入率も、
ラッシュ継続率も。
全て確率通りに
抽選されている。
「だとしたら、
同じ日の同じ機種で
あんなに差が出るのはおかしい！」
その気持ちは
分からなくはないですが…
所詮「確率」なので、
差が出るのは当然なんです。
例えば、
サイコロの1の目が出る
確率は1/6ですね。
確率上、
6回に1回は
1の目が出るはず。
でも、
実際にサイコロを
振ってみたら
全然そうならない。
1の目が連続で
出ることもあれば、
20回振っても
1の目が出ないことも。
確率って、
そういうものなんです。
しかも、
確率分母が
大きくなればなるほど、
このブレは大きくなる。
1/319の機種が
1日単位では大きくブレるのは
当然なんです。
パチンコ屋の利益調整はどうしている？
確率が固定なのであれば、
パチンコ屋はどうやって
利益を調整しているのか？
結論、「回転率」です。
- 1,000円あたり何回転するか
A：1,000円で25回まわる台
B：1,000円で15回まわる台
お店が儲かるのは
どちらでしょう？
答えはB。
同じ金額で抽選する回数が
少ないですからね。
ユーザーにとっては
不利な台。
逆に、お客さんに還元したければ
Aのような台にする。
1回転あたりの
確率は変えられない代わりに、
1回転あたりの
値段を変えている。
これが真実です。
ただし、
Aの台に座っても
出ないかもしれないし、
Bの台に座っても
出るかもしれない。
回転率は調整できても、
出るか出ないかは、
誰にも分かりません。
探すべきは「回る台」
私たちが探すべきは、
「出る台」ではなく
「回転率の良い台」
では、パチンコ屋は
どうやって回転率を調整しているのか。
結論、釘の調整です。
つまり私たちは、
スタートチャッカーに
玉が入りやすい釘調整の台を
選べばいいのです。
「そんなのどうやって
見つければいいの？」
釘読みを身につけましょう。
釘が読めるようになれば、
回転率のよい台が
見極められるようになります。
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おわりに
最後にもう一度。
「出る台」は
誰にも分かりません。
私たちが
探すべきなのは「回る台」
これが、パチンコで
勝つ（負けない）ために
必要なことです。
ネット上の
偽りの情報に
騙されないように
してくださいね。
